外国為替取引を開始するにあたって、よく使われる用語、理解しておきたい用語の説明を以下にまとめました。
どうぞお役立てください。
【か】
- 外国為替市場
- 異なる通貨の取引が行われる市場の事。
- 買越し
- 銘柄に対して売買数量のうち、売りの数量より買いの数量の方が多い事を言う。
- 買戻し
- 売りポジションを反対売買により決済する事。
- カウンターパーティー
- 相対取引を行う相手の事。つまり銀行を指す。
- カバー先
- FX業者へレートを提示している金融機関の事。
- 為替差損益
- 相場の変動により発生した差益や損失の事。
- 為替ヘッジ
- 通貨の先物取引やオプション取引を利用して為替変動によるリスクを回避する事。
- 為替リスク
- 為替相場が予想とは逆に動いた時のリスクの事。
【き】
- 基軸通貨
- 国際為替市場で中心に扱われる通貨の事。世界各国の通貨の相対価値を決める単位として機能し、現在は米ドルが基軸通貨となる。【→国際通貨】
- 逆指値注文
- 現在のレートより価格が下がったら売る、価格が上がったら買うという注文方法。【→ストップ注文・トリガ注文】
- キャッシュフロー
- お金の流れの事。
- キャピタルゲイン
- 為替差益によって得られる利益の事。
- キャリートレード
- 異なる通貨間の金利差から利益を受ける事を目的にした取引の事。
- 強制決済
- 取引会社が定める一定以下の維持率となった場合に、顧客のポジションに対して強制的な売買を行う事。 【→ロスカット】
- 強調介入
- 多国間で協調し為替介入を行う事。
- 金融政策決定会合
- 日本銀行の政策委員会が金融調節の基本方針や公定歩合、預金準備率などの金融政策を話し合う会合の事。
月に1~2回開催され、会合の約1か月後に議事要旨を公表する。
【く】
- くりっく365
- 東京金融先物取引所が運営している公設マーケットの名称の事。
- クロス取引
- 対ドル以外の取引の事。
【け】
- 経済指標
- 各国の経済の成長率や安定性を示す指標の事。
- 決済
- 持っているポジションを反対売買を行う事により損益を確定する事。
- 現受・現渡
- 持っている買いポジションに対して外貨でそのまま引き渡しを行い決済する事。
【こ】
- ゴールデンクロス
- 移動平均線チャートで短期線が長期線を下から上に突き抜けたポイントの事で、買いのサインとされている。【←→デッドクロス】