最終更新日 2024年10月15日
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取引業者の選び方

外国為替証拠金取引(FX)を取り扱う会社の数は多く、それぞれの会社が提供する取引システムやサービスは、多様でそれぞれ特徴的です。初心者の方にはどんな会社が向いているのでしょうか。FX取引のポイントごとに業者選びを検討してみましょう。

どんな注文機能があるか

注文機能を色々と使分ける必要があるFX。各社が独自に用意している注文機能は、どれも個性的なものばかり。投資家にとって有利な発注ができるだけでなく、リスク回避にも役立ちます。
ここでは基本的な注文機能について解説します。

FX取引で使う注文機能の一覧

①優先順位をつけて注文を自動的にだす注文方法・・・IFD注文
あらかじめ売買したい値段を決めることを、指値注文といいます。この指値注文に、1番、2番というふうに順位をつけ、1番目の注文が成立すると自動的に2番目の注文が有効になる注文方法が、IFD注文(イフ・ダン注文)。
この場合、1番目の注文が成立しなければ、第2注文も無効のままになります。
②同時注文のリスクを食い止める注文方法・・・OCO注文
OCO注文(オー・シー・オー注文)とは、2つの指値注文を同時に出したとき、一方の注文が成立すると自動的にもう一方の注文が取り消されるという注文方法です。
もしも注文を出している間に、相場が不利な方向に向かってしまったときでも、損害が一方のみで済むという優れた機能です。
③IFD注文と、OCO注文を組み合わせた注文方法・・・IFO注文
IFO注文(イフ・ダン、オー・シー・オー注文)とは、イフ・ダン注文と、OCO注文を組み合わせた注文方法のこと。新規の注文から決済注文まで、すべて自分で設定して自動的に行うことができます。あらかじめ新規注文の価格を指定すると同時に、利益確定と損失限定の決済注文を出すことができます。
④逆指名価格を背動きに合せて設定する注文方法・・・トレール注文
逆指値注文を出すときに、そのときの値動きにあわせて逆指名価格を引き上げたり引き下げたりすることができる機能。指値レートと実勢レートの値幅は事前に指定することができるので、ずっと値動きを追えない場合もリスクを限定することができます。
⑤期間終了まで自動的に発注する方法・・・期日指定注文
あらかじめ有効期限を設定すると、その期限まで自動的に発注し続けるという機能です。期限は取引条件や環境、投資スタンスに合わせて投資家が自由に設定することができます。
⑥提示レートですぐに取引ができる注文方法・・・成行注文(2WAY注文)
注文時点で提示されたレートですぐに取引される注文方法。提示されている売値と買値の両方を確認して取引をするので、2WAY注文とも呼ばれます。